季節外れの暑さに辟易して伏し目がちに歩くのが日常になった頃、
爽やかな秋晴れの様な彼女に出会った。

街路樹から伸びる影はまだ短く、
その界隈のOLやサラリーマンがお手頃の昼食を求め、
摩天楼の裾から溢れ出てきている。

額に滲む汗をハンカチで押さえ、体よく日差しを遮りながら通りを歩く。
そんな中ひと際目を引く女性が一人・・・。

サンドイッチを求める列に、ご同僚と並ぶお姿は頭一つ抜きんでている。
何より口角のきゅっと上がった笑顔が印象的で、
割とタイトに設えられた施術服が彼女のボディラインを強調し、
正に都会に咲く、一輪挿しの可憐な花の様。

丸の内を少し外れた辺りのエステティックサロンにお勤めの26歳。
その美形は、綾瀬はるかさんとも深田恭子さんとも例えられるとか・・・。
何れにしても穏やかで、癒しのある佇まいに心惹かれます。

学生時代、水泳で作り上げられたボディは、
男の永遠の憧れ、峰不二子まで連想させます。

この度、独立を目指しロマネスクにご縁を頂戴しました。
『深田 成美』さん。
広く皆様にお気に召して頂けると存じております。
何卒、宜しくお願い申し上げます。